4月の半ばに図書館で予約していたものがやっと周って来て、借りれたと思っていたら時間が直ぐに過ぎてしまい返却期日。半分ぐらい読んだところだったので、諦めきれず悩んだ末にAmazonでポチッとボタンを押してしまい後半を一気に読んだ。
ところで、このブログを書きながらたまたま聞き流している音楽が偶然というかなんというかスメタナのわが祖国である。
祖国というと何だか大げさな感じがするが、青山さんの祖国もスメタナの祖国も基調にあるのは愛だなと思う。
この日本、そして家族を愛している。スメタナも自分の国・祖国、そして家族への愛だと思う。
テレビの画面をみるとクーベリックの愛おしむような切ない表情の指揮ぶりが気持ちを熱くさせて来る。
右でも左でもない愛がそこにある。
この『ぼくらの祖国』も同じ。
硫黄島におられる、わが祖国を護ろうとしたぼくらの先輩達に対しての愛。それがこの本。そこから観る。
すると政治も経済もどう考えるのかがわかる。