散策をしましたⅡ

 昨日の続きを書きます。しかし昨日と今日ではかなり気持ちが違う。それに2日しか経っていないのに記憶が薄れつつある。さて伏見稲荷大社の頂上を登りきった後の話だっけ。
とりあえず、茶店の爺の説教にもめげず帰り道を歩いたことだよね。ううう
 まあそれだけ不安になるような雰囲気と神秘的な景色が続く。下り坂をゆっくりと歩く。登った時とは少し違う。何か?道全体がますます寂れてきたし、ほかに歩いている人もほとんどいない。まして、降って行くのだから森の中という感じの景色、しかも日陰で夕方4時を過ぎて陽もますます落ちていく。
しかし鳥居と階段の繰り返しは続くが、登りと違うのはこの山を守る人たちの家も所々であること。
伏見稲荷大社のアットホームな一面を見る。それに神社だから宗教としては神道ということになるが、そうではない新興宗教のような怪しげな施設も同居している。肝っ玉やなあ。

 それと猫が面白い。


 三色三通り

猫で少し和んで本殿まで降りると、もう土産物屋も店じまいしていた。夕方で完全に町が夜の寂しげな田舎町になる。一応京都なんだけど、地方のどこにでもある田舎町になった。

もう少し歩くかと歩いたが東福寺に立ち寄る気力がなくなった。家に帰らないと、という気持ち。なんか子供の頃遊び疲れてトボトボと家に帰る時みたいな。