阪堺線に乗って

 日曜日に阪堺線に乗ってみることにした。我が家からは南海本線のほうが便利なため、15年ぐらいこの堺市で暮らしているが乗ったことがなかった。
踏切で通り過ぎるこの路面電車、住んでいる地区のせいかいつもガラガラにしか見えなかったので、『どうなっているんやろ。ほんまに採算あっているのか?』と考えていた。レトロで良い雰囲気なのだが、市民にとって役に立っているのだろうかと感じていた。ちなみに昨年には開業100年という。


住吉鳥居前駅を降り立った時の下り線のスナップ)

すぐに太鼓橋が目に飛び込んできたが、いったん足を北側に向け住吉公園駅(南海電鉄)の東側の商店街を歩いてみた。
最近は大型のショッピングセンターやローソンのような店ばかりが増えてきたが、商店街がやっぱりいい。そうした郷愁感を味わいながら歩いた。

そのあと26号線にもどり、高灯篭が見える。

案内を読んでみると、どうもこの高灯篭が昔の沿岸の灯台だったようだ。ずいぶん海は西へ行ってしまった。こうして近くで見ると大きい。鎌倉時代末期頃のものだという。