音楽を聴いていて

長い間音楽を聴いてきたものだ。
始まりはチャイコフスキーくるみ割り人形からだ。そう、確かロジェストベンスキーで・・・青い写真のLPの・・・忘れた。いつの間にかそのレコードも針が飛び、ボコッ・ポツッと演奏外の音と共に聴いた。今から40年ぐらい前のことだ。
それから執りつかれたように聴きまくったなあ。凝りだしてからは指揮者にこだわった。
フルトヴェングラーであればベートーベンのシンフォニーの3・5・7・9。ブラームスはどれも良かった。ブルックナーのシンフォニーの8番の4楽章なんか、どうだろう?燃え盛り、燃え尽きた心に大きな自然とうか何かが包み込むような感じ。強烈な盛り上がりと不気味さと静けさとが圧倒的に放出される。
ワルターは美しいの一語につきるかな。モーツァルトのシンフォニー40番ト短調。あの出だしの物憂いメロディー。ベートーベンの田園。ブラームスのシンフォニーの4番の4楽章。
カール・ベームブラームスの日本でのライブをFMでオープンリールのデッキに録音して何回も聴いた。曲紹介的なものはカラヤンで範囲を広げたな。そう、ムラヴィンスキーにも夢中になったな。定番だがチャイコフスキーリヒテル・カールベームブラームスのコンチェルト。
これだけ心に来るものがいっぱいあって、それは現在も進行中である。
感謝感謝。