愛する妻との散歩-桜冷の夜

忙しい毎日の中で妻とゆっくり散歩する時間もない毎日が続いていた。
4月を迎え、俺も残念ながら誕生日が来てしまったため、57歳になった。でもまだまだ未熟な男。
忙しいのは結構だけどやはり少しは休息も必要。妻も俺のせいで毎朝5時に起きてお弁当作り。大変だよね。ということで食事をした。山棒という蕎麦と鳥がおいしい店があって、そこになかなか連れて行くと言いつつ連れて行ってあげられなかったので今日やっと連れて行くことができた。

頼んだのは

 鰤の塩焼き、春野菜のてんぷら、焼き鳥、ざるそば、鶏の炙りポテトサラダ、温玉じゃこご飯
 生中、黒霧島の水割り、カルピスちゅうはい

ゆっくりと間隔を空けて注文して、時間と会話と食事を楽しんだ。

でも今日は少し肌寒い花冷えの春。帰りはなんと、堺東から石津まで歩いて帰った。
ほんとうはタクシ−で帰ろうと思っていたのだが、全然拾うことができなかった。
それで歩き疲れて来たころにファミレスに入ってデザートを食べ珈琲を飲んで、また歩いた。

花冷えのころ、妻とデート。
若いころの過ごし方とは違う積み重ねてきた時間の重みを感じながら、夜を楽しんだ。